ユニクロ、売上高3兆円が視野に入ってきた好決算を発表!

ユニクロ

2018年4月12日にユニクロの会社、ファーストリテイリングの第2四半期経営数値発表会が行われました。

今回はその数値から見えることを書いていきます。

 

大幅増益の好決算。3兆円が視野に入ってきた。

会社全体の決算数値

2017年9月~2018年2月(6か月)

売上高:1兆1,867億円(前比+16.6%)

営業利益:1,704億円(前比+30.5%)

純利益:1,041億円(前比+7.1%)

営業利益率:14%

純利益率9%

売上高

半年で売上が約1,2兆円。

通期見通しが、約2,1兆円。

成長率が16.6%だったから、同じペースで成長すれば2年後には3兆円達成します

多少達成が先に延びたとしても、柳井会長が現役のまま3兆円は達成しそうですね。

そして柳井会長にとっては、3兆円なんて通過点であり、まだまだ4兆円、5兆円達成への構想があるんだろうと思われます。

 

利益率

アパレルや小売業界では、一般的に営業利益が3%出れば及第点と言われています。

(そもそも赤字決算の企業が多い)

一方、ファーストリテイリングの営業利益率14%。

とてつもなく高い数値であり、非常に優れた経営をしていることを物語っています。

 

本当すごいです。在庫管理がうまくいってる証拠ですよね。これだけの売上規模の在庫管理だからきっとすごくシステマティックにやっているんだろうな。見学させてもらいたいです。

 

国内ユニクロ事業の経営数値(6か月)

ユニクロ

売上高:4,936億円(前比+8.5%)

営業利益:887億円(前比+29%)

営業利益率18%

 

営業利益率18%って・・・。

神業ですね。国内のユニクロってそんなに儲かっているんだ!

 

上場しているアパレル企業で好決算を発表している会社

ユニクロがいかにすごいかを実感するために、他社と比較してみましょう。

先ほどの国内ユニクロ事業は6か月の数値ですが、下記は12か月の数値となります。

 

しまむら(201802期12か月)

(主なブランド:しまむら)

しまむら

売上高:5,651億円(前比-0.1%)

営業利益:428億円(前比-12.1%)

営業利益率:8%

 

アダストリア(201802期12か月)

(主なブランド:ローリーズファーム、ニコアンド)

アダストリア

売上高:2,227億円(前比+9.4%)

営業利益:50億円(前比-66.4%)

営業利益率:2%

 

ユナイテッドアローズ(201703期12か月)

(主なブランド:ユナイテッドアローズ、コーエン)

ユナイテッドアローズ

売上高:1,455億円(前比+3.3%)

営業利益:91億円(前比-17.2%)

営業利益率:6%

 

パルグループ(201802期12か月)

(主なブランド:チャオパニック)

パルグループ

売上高:1,232億円(前比+5.8%)

営業利益:70億円(前比+14.2%)

営業利益率:6%

 

バロックジャパンリミテッド(201801期12か月)

(主なブランド:マウジー、リエンダ)

バロックジャパンリミテッド

売上高:679億円(前比-2.2%)

営業利益:25億円(前比-52.4%)

営業利益率:0.4%

 

TOKYO BASE(201702期12か月)

(主なブランド:ステュディオス)

トウキョウベース

売上高:93億円(前比+53.7%)

営業利益:12億円(前比+96%)

営業利益率:13%

 

しまむらやユナイテッドアローズといった、アパレル好調組でも6-8%。

これでもすごいのですが、やはり比較すると国内ユニクロがいかに利益率が高いかがわかります。

TOKYOBASEが営業利益率13%となっていますが、成長フェーズの会社であり、売り上げ規模も小さいためユニクロと比較するのは難しいので例外です。

 

ユニクロが伸びている陰では・・・

国内ユニクロ事業は、半年間で前年に比べると約420億円売上をのばしたことになります。

国内のアパレル業界全体の売上は横ばいから微増なので、ユニクロは国内シェアを拡大したということになります。

ということは、他のアパレル企業達が420億円分の売上を減らしているといことです。

ユニクロが強みとする「低価格」、「ベーシック」と同様の展開しているアパレル企業にとっては厳しい環境と言えるでしょうね。

今後の国内の人口推移を考えてみても、これから業界全体の売上高が上昇していくのは難しいでしょう。

今苦しい企業はビジネスモデルや戦略転換に迫られるでしょう。

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