AMAZON、楽天、Yahoo!ネット通販3社が百貨店の総売上高を抜く

2017年にネット通販3社の売上高(流通高)が百貨店業界全体の総売上高を抜いた模様。

・2017年のネット通販大手3社(AMAZON、楽天、Yahoo!ショッピング)の流通高(=売上高に相当)は、約6兆7,000億円(前比+13%)

・2017年の全国百貨店売上高は、約5兆9,500億円。(前比 やや微減との事)

 

まあこの数字をみて当然と言えば当然の結果かなと思います。

どんどん身近になっていくネット通販に対して百貨店の方はなかなか改革が進まずこの25年ほどほぼ進化してこなかったように思うからです。

 

百貨店の一番の魅力、それは・・・

百貨店の一番の魅力は圧倒的に便利な立地です。都市部のみならず地方でも百貨店がある場所というのは主要駅のすぐ近く。

「エキチカ」であること。

このトラフィックの多い立地を生かして通行する人たちの役に立つサービスや売り場を展開すればこれほどまでの伸び悩みはなかったかもしれない。

それなのに、高価格帯商品を中心としたMD政策やテナント誘致をベースとしたフロアづくりは数十年変化がなく、

時代がネット化、低価格化に進んでいるにもかかわらず、変化に対応してこなかった。

「エキチカ」という強みを生かしてこれなかったのだ。

 

百貨店は入場料ビジネスを導入すべき

主要駅で人々が困ることを考えてみよう。

  • トイレが混雑している
  • コインロッカーの空きがない
  • ちょっとした休憩スペース(一人用)が欲しい
  • 緊急時に入れる医者、クリニックなど医療施設

 

また、富裕層やビジネスシーンでのニーズも考えてみる

  • 会議スペースが欲しい
  • カルチャースクールや勉強会を開催できるセミナールームが欲しい
  • シェアオフィス

などが考えられよう。

現代の百貨店にはそういう場所や空間を提供するサービスをはじめてもらいたい。

これらの場所がセキュリティ高く、混雑しておらず、クリーンに使えるなら、

その場所を利用するためだけに入場料を支払ってもいいと思う客はたくさんいるはずだ。

駅にある汚れたトイレではなく、有料でも安心でクリーンに使えるトイレを使いたい人はたくさんいるだろう。

 

モノを買う場所・・・それだけが百貨店の価値ではないのだ。

人が集まる場所・・・それが21世紀の百貨店の役割であり、価値なのだ。

 

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